お墓にお水を掛ける行為はNG?

先日、あるお寺のお檀家さんから質問されましたが、同じように疑問に思っている方もいらっしゃると思うので、その疑問に僕なりにお答えしようと思います。

そのお檀家さんの質問は「お墓参りのとき、あまり水を掛けてはいけないとか、お墓のてっぺんから水を掛けてはいけないとか、たまに聞くんだけど本当はどうなの?」というものでした。
よく話をお伺いすると、親戚の方から「水を掛けると石が痛む」とか「お墓は仏様と一緒だから、お墓の頭から水を掛けるということは仏様の頭に冷や水を浴びせてることになる」と言われたとのこと。

僕なりの考えは以下の通りです。

 

Q.水を掛けると石が痛む?
A.全然平気です!

確かにお墓に使用する石は自然の物なので経年劣化します。その劣化の最大の原因は水であることは間違いありません。しかし、お墓はそもそも風雨に晒されるところにありますので、月に数回程度のお墓参りくらいでは全然問題ありません。ましてや年に数回くらいのお墓参りであればなおさらですのでご安心ください!
また、経年劣化といっても表面の艶が建立直後に比べたら無くなってきたとか、表面が少しザラザラするということはあっても、ボロボロになって崩れてしまうようなことはまずありえません。現に江戸時代に建てられた大名のお墓だって石の表面はざらついているもののびくともせずに現存しているのですから。

Q.お墓のてっぺんから水を掛けてはいけない?
A.全然問題ありません!

あるお寺のご住職はご納骨の際に「水は生命の源ですのでたっぷり掛けてお参りしてください!」と言っていました。また水にはお清めの意味合いも含まれているので、お墓の中途半端な部分から清めるよりもてっぺんから全て清めた方がいいですよね!
もし「頭から冷や水を浴びせてやれー!」と思って水を掛ければ、仏様の頭から冷や水を浴びせることになるかもしれませんが、僕の経験上お墓参りをする人にそんな悪い人はまずいません(^^)そもそもそんな考えの人はお墓参りに来ませんので!

ただしお施主様(墓石の管理者)によっては、墓石をスポンジやたわしで水洗いしたあとピカピカに水分を拭きあげて綺麗にする方もいます。そういうお施主様はお掃除のあとに水を掛けられると「せっかく綺麗に拭いたのに(T_T)」とか「水は掛けないでくれ~(-"-)」と思うかもしれません。
車を洗車してワックスまで掛け、窓ガラスもピカピカにしたのに雨が降ったりするとちょっとショックですよね(^^;)それと同じです。お墓(墓石)を特に大事にしている方にその傾向が強いように思われます。他家のお墓に、お施主様のいる前でお参りをする際は、お施主様がやったのと同じようにお参りするのが無難でしょう。(通常はお施主様からお参りしますので。)
また、水は命の源やお清めと言っても掛けすぎは良くありません。お線香の火が消えたり、隣近所のお墓までビチャビチャになってしまいますのでご注意を!

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